【野球】今季初勝利のマエケン 地元紙は“厳しい目”

ドジャース前田健太投手(29)の今季初勝利から一夜明けた10日(日本時間11日)、ロサンゼルスの地元紙の反応はシビアだった。
前日に敵地で行われたロッキーズ戦に先発した右腕は5回を5安打4失点と苦しみながらも、打線の10点の援護で日本人投手一番乗りで
白星を挙げた。しかし、地元紙は淡々と投球内容を伝えただけで、論評しなかった。

 オレンジ・カウンティー・レジスター(電子版)は、前田について試合リポートの終盤に数行触れただけ。「ドジャースの先発、前田は初回から
7人連続でロッキーズ打線を退け、そのうち4三振を奪った。ところがその後は5回を投げ切るまでよろめいてフラフラだった」と報じた。

 またロサンゼルス・タイムズ(電子版)は、逆転されそうになった5回のフラフラぶりを伝えた。「3点をリードした5回に前田はしぼんでいった。
先頭の8番打者を歩かせ、2安打と犠飛で1点差に迫られた後、何とか右直でエスケープ。5回4失点を打線が援護した」

 前田は開幕から2試合に先発していずれも5回で降板しており、地元紙の目が厳しいのも仕方ない。先発ローテーション2番手
としては最低でも6回は投げ終えたいところだ。

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