【サッカー】横浜Fマリノス 神戸戦へ指揮官熱弁「学のプレーからヒントを」若き才能に期待

横浜Mは11日、ルヴァン杯神戸戦(12日、ニッパツ)に向け、横浜市内で約1時間30分の非公開練習を行った。大雨で気温7度という悪天候の中、セットプレーや紅白戦で調整した。

 神戸戦では、8日の磐田戦から先発11人全員が入れ替わる見込み。エリク・モンバエルツ監督(61)は左MFで先発が確実視されるU―20日本代表候補のMF遠藤渓太(19)について質問が及ぶと、遠藤の特長・課題を約3分間にわたって“演説”。通常は松原英輝通訳(40)が訳すタイミングを見計らいながらゆっくりと話す温厚なフランス人指揮官は、遠藤について、のべつ幕なしに熱弁。期待度の高さを伺わせた。

 かつてフランスU―21代表を率いた経歴を持つモンバエルツ監督は「渓太は左サイドで先発します。彼のポジションにはJリーグでトップの選手(MF斎藤学)がいるので試合にはなかなか出られないが、遠藤も常にレベルを高めている。学が1対1で突破するように、彼には個人で違いを生み出してほしい。ボールを受けた時に前へ行く選択肢がもっとほしい。学のプレーからヒントを得てほしい。ボールを引き出す動き、オフ・ザ・ボールの動きはもっと伸びる」と下部組織出身の期待のホープについて熱く語った。

 遠藤は途中出場した先月18日の新潟戦、今月8日の磐田戦で攻守に存在感を発揮。チームの“ジョーカー”の座に定着しつつある。5月に行われるU―20W杯のメンバー入りに向け、先発が確実な神戸戦はさらなるアピールのチャンス。同じく代表候補の神戸DF藤谷壮(19)とのマッチアップも予想され「同世代の選手には負けられない。いや、負けちゃいけない。サイドで違いを見せたい」と意欲十分に語った。

 予想スタメンは以下の通り

 ▽GK

 杉本大地

 ▽DF

 新井一暉

 栗原勇蔵

 パク・ジョンス

 高野遼

 ▽MF

 扇原貴宏

 中島賢星

 前田直輝

 吉尾海夏

 遠藤渓太

 ▽FW

 伊藤翔

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