【芸能】6年ぶり復活も喜べない『水戸黄門』武田鉄矢起用の前途多難

個性派俳優の武田鉄矢(68)が、10月よりBS-TBSにて始まる時代劇『水戸黄門』の主役を務めることが発表された。
同ドラマは1969年より放送が開始され、2011年には多くのファンに惜しまれつつも、打ち切りになっていた。あれから6年余り…。
「TBSも、かなり悩んだようです。なぜなら、時代劇はめちゃくちゃお金がかかるからです。1本当たりの制作費は、最低でもおよそ6000万円?。
TBSの通常ドラマが1本30000万円?。
金額だけを見れば、いかに時代劇のコストパフォーマンスが悪いのかが分かるはずです」(テレビ事情通)

そもそも時代劇の制作費が高騰する理由だが…。
「まずはロケ地がない。スタジオも、関東近郊では栃木県日光市茨城県つくばみらい市くらいで、他は京都になってしまう。
あとは、衣装と髷などのカツラが高い。維持費に床山さん手当てなど、金額がかなりのものになるんです。
主役のカツラだと、一つ当たり5万円?。衣装もそれなりのものとなると、1回で10万円超えなんてことがザラなんです」(テレビ局関係者)

さらに『水戸黄門』の醍醐味は、土地ならではの伝統芸能や工芸品、郷土料理をふんだんに紹介すること。
「当然、ロケ移動費が通常の時代劇よりもかかるんです。スタッフの交通費、宿泊代や食事代などなど。
スタジオが、そのまま動くようなものです」(同)

さらに、武田のギャラも地上波並みだという。
「『金八先生』の功労者ですからね。TBSもおざなりにはできません。BS-TBSではトップクラスといわれる1本200万円?という話になっている。
最近は、BSも測定方法の改革で視聴率が分かるようになった。
最低でも8?10%台は取ってくれないと3カ月で打ち切り必至です」(前出・テレビ事情通)

武田版・水戸黄門、果たして、どんな結果をもたらすのか!

http://dailynewsonline.jp/article/1299532/
2017.04.11 18:00 週刊実話 http://tabwekia.xyz/