今年2月に現役を引退した元イングランド代表MFフランク・ランパード氏がチェルシー在籍時に移籍の可能性があったと語った。
イギリスメディア『スカイスポーツ』が9日付で伝えている。
2001-02シーズンにチェルシーに加入したランパード氏は、移籍後すぐにセンターハーフとしてレギュラーを獲得。
以降、12シーズンに渡って2桁得点を記録し、プレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。
イングランド代表でも中心メンバーだった彼には当然、バルセロナやレアル・マドリード、
インテルなど欧州のビッグクラブからの移籍オファーが絶えずあったようだ。
ランパード氏は当時を振り返り、「バルセロナやレアル・マドリード、ジョゼ・モウリーニョが指揮していたインテルが
『サインする準備はできている』と言ってきた。そういう噂が裏ではたくさんあったんだ。
でも、自分のキャリア、特にチェルシー時代を振り返ってみると、移籍はしなくてよかったと思う。
一つのクラブに忠誠を誓い、プレーし続けられたことを本当に嬉しく思うよ」と語った。
現在、ランパード氏はUEFA(欧州サッカー連盟)のBコーチングライセンス取得を目指している模様。
同資格を取得するため、アカデミーコーチとしてチェルシーに関わることになるようだ。
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