【豊洲問題】百条委での浜渦元副知事証言 偽証認定は理事会で協議へ [04/11]

百条委での浜渦元副知事証言 偽証認定は理事会で協議へ
日本放送協会:2017年4月11日 18時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010944881000.html

豊洲市場の問題を調査する東京都議会の百条委員会は、移転に向けた交渉をめぐる浜渦元副知事の発言を偽証として認定できるかについて、今月下旬の理事会で協議するため、引き続き会派で対応を調整することになりました。

都議会の百条委員会が先月19日に行った質疑では、浜渦元副知事が証人として出席し、東京ガスとの間で移転に向けた交渉を進めた際、基本合意を結んだ平成13年7月以降は交渉に一切関与していないと証言しています。

一方で、証人として出席した都の元幹部が、浜渦元副知事は一貫して交渉の責任者だったと証言するなど食い違いがあり、都議会の複数の会派が浜渦元副知事の証言に偽証の疑いがあると指摘して、偽証の認定に向けて調整を進めています。

これに対して、浜渦元副知事は10日、都庁で会見を開き、
東京ガスとの交渉役を外れたあとは関与していない。職務上の報告があれば受けたかもしれないが指示はしていない」と述べ、偽証の指摘はあたらないと反論しています。

11日は各会派の代表が対応を協議する会合を開きましたが、意見がまとまらず、引き続き各会派で、19日までに証言の内容や資料を精査して調整したうえで、偽証を認定できるかどうか、今月26日に理事会を開いて協議することになりました。また、今後の日程についても理事会で協議されます。

会合のあと、百条委員会の桜井浩之委員長は「偽証については、各会派で内容を集約し理事会に諮る。また、積み残した今後の尋問についても、理事会で協議する」と話していました。


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