【共産党・宮本徹】在日コリアンなど国歌を歌いたくない人もいる

http://www.buzznews.jp/?p=2107680

http://www.buzznews.jp/wp-content/uploads/2017/04/600x338x170411-002.jpg.pagespeed.ic.GQhsFbtpZJ.jpg

4月10日の衆議院決算行政監視委員会第二分科会で、日本共産党の宮本徹議員が道徳教科書における国歌の斉唱についての記述に対し「在日コリアンなど歌いたくない人もいるわけですよ」などと指摘し話題になっています(画像は衆議院より)。

在日コリアンなど歌いたくない人もいる」

宮本議員は教科書検定に関する追及の中で「和菓子屋」「パン屋」で話題となった例などを取り上げ「よくわからない」「教科書検定は国が特定の価値観を押しつけるものになっているのではないか」「無反省、無自覚な姿勢を改めないのは恐ろしい」と政府を厳しく批判していましたが、問題の箇所は国旗や国歌について触れた際のことでした。

2年生向けの道徳教科書の中で国旗や国歌を大切にする気持ちの表し方についての表現で「国歌が流れたらみんなで一緒に歌います」とされている点をこのように問題視。

在日コリアンの人だとかですねぇ、あるいは宗教上の理由で歌いたくない人もいるわけですよね」

宮本議員はこれが国歌斉唱の強制に繋がり、内心の自由に関わるのではないかとの疑問を呈しますが、松野文科相は「国歌の斉唱を強制しているものではなく国会答弁には反しない」と否定します。

しかしこれに納得しなかった宮本議員は「歌いたくない人は歌わなくてもいい、内心の自由がある」と書く必要があると主張し譲ろうとしません。これに対し松野文科相は指導は教師に対してであり児童に対してではなく国会答弁に反するものではないとの見解を繰り返しますが、宮本議員は聞き入れようとはしませんでした。

宮本「だから本来だったらですねぇ、ここにちゃんと、内心の自由が、歌わない自由がありますと、内心の自由は守らなきゃなりませんと、こういうことを書かなきゃいけないんじゃないですか?」

宮本「だから適切に実施するためには道徳の教科書にこんなことだけ書いてたら適切にならないんじゃないですかと指摘をしてるわけですよ。」

宮本議員はその後別の事例に話を移していましたが、「これだと憲法に背く内容になっちゃってる」「自覚を持たないと大変だと思いますよ」と最後まで譲らず、「歌わない自由」「内心の自由」の記述を求めていました。

このやり取りは「しんぶん赤旗」が4月11日に「在日韓国人や宗教上の理由で歌いたくない人もいる」の部分を含め記事にしたことから広く知られることになり、宮本議員の発言に反発する意見が相次いでいるようです。

宮本議員は4月5日の国会でも、北朝鮮がミサイルを発射した当日に防衛費の削減を主張して麻生財務相に一蹴され話題になったばかりでした(関連記事参照)。

以下ソース </divhttp://tabwekia.xyz/