◆巨人６―９広島（１１日・東京ドーム）
変化球に泳がされず、中井は己の形で打った。
力強いフルスイングから放たれた打球はカープファンの悲鳴とともに、一直線で左翼席最前列に飛び込んだ。
Ｇ党の大歓声が東京Ｄにこだまする中、悠然とベースを一周した。エースへの貴重な援護点。
同じ８９年生まれの背番号１９とベンチ前でハイタッチを交わし、笑顔がはじけた。
１―０の５回２死二塁。カウント１ストライクからの２球目、真ん中に入った１１３キロのカーブを仕留め、今季２号２ランとした。
７日の阪神戦（甲子園）では１３年８月３日の阪神戦（東京Ｄ）以来、１３４３日ぶりの１号ソロを放ったが、今回はわずか２試合ぶりの一発となった。
初回先頭ではカウント１―１からの３球目を中前に運び、今季３度目のマルチ安打。
後続が倒れ、得点には結びつかなかったが、相手先発・野村にプレッシャーを与えた。
開幕から９試合連続で「１番・二塁」で起用され、第１打席は９打数４安打の打率４割４分４厘の高打率を誇るが、
９日の阪神戦（甲子園）では４打数無安打に倒れており、リベンジを誓っていた。
この日も「１打席目から結果を出す」との思いでバッターボックスに向かっていた。
開幕後は、坂本勇や二岡打撃コーチなど過去に１番を打った経験者に助言をあおいだ。
「状況に応じて初球から打ちにいっていいのか、とかですね。理想の１番像？ それはまだまだこれからですよ」と笑った。
持ち前のパンチ力を生かして相手の脅威になる、リードオフマンに成長していく。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170412-00000034-sph-base
スポーツ報知 4/12(水) 6:04配信
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https://www.youtube.com/watch?v=s5G8ePRww2o
【東京ドーム４年ぶり】巨人中井が貴重な２号ツーランホームランでエースに追加点
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