【米連邦議会】「金正恩除去後の対策が必要」[04/12]

米国のトランプ政権が、北朝鮮の核問題の解決策をめぐって「あらゆるオプションを検討している」と表明したのに続き、
国連邦議会からも、金正恩キム・ジョンウン労働党委員長を取り除いた後の対策の整備が必要という見方が示された。

連邦議会上院外交委員会で東アジア・太平洋小委の委員長を務めるコリー・ガードナー上院議員(共和党所属)は10日(現地時間)、
MSNBC放送のインタビューで「金正恩委員長が(取り除かれて)いなくなった後、誰がそのポストにいるのか疑問。
われわれは金正恩(除去)後に何が起こるのかきちんと理解できずにいる」

「韓米日同盟は中国と協力して、韓半島朝鮮半島)の非核化だけでなく、(金正恩除去)後に何が起きるのかについての計画も立てるべき」と語った。

またガードナー委員長は同日、フォックスニュースのインタビューでも
「米国西部を攻撃できるミサイルを開発している『忘れられた狂人(forgotten madman)』を、これ以上無視してはいられない」と語った。

ガードナー委員長は、米空母「カールビンソン」が韓半島近海に急派されたことについて「北朝鮮の政権に(米国の)力を示すことが重要」と語った。

中国を通した北朝鮮への圧迫強化を主張する声も強まっている。ベン・カーディン上院議員は10日、MSNBCのインタビューで
北朝鮮を変化させ得る唯一の方法は、中国が経済的に北朝鮮を圧迫すること」と語った。

ウィル・ハード下院議員も、CNNテレビに
「中国は、ボタン一つで韓国人数十万人を殺傷できる金正恩の方がより大きな危険だということを悟り、米国と力を合わせるべき」と語った。

一方、トランプ大統領は10日、ツイッターに「北朝鮮は引き続き問題を起こそうとしている。
中国が(北朝鮮問題の解決に)手助けするならいいが、そうでない場合、米国は中国抜きで問題を解決する」と書き込んだ。


2017/04/12 09:50 
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/12/2017041200984.html http://tabwekia.xyz/