【フィギュア】吉田沙保里が真央の国民栄誉賞に太鼓判

デイリースポーツ 4/12(水) 6:03配信

 イベント出席後、囲み取材に応じる吉田沙保里。右は車いすテニスの上地結衣

 レスリング女子で五輪3連覇を果たした吉田沙保里(34)=至学館大職=が11日、都内のイベントに出席し、現役引退を表明した浅田真央(26)=中京大=を改めてねぎらい、「国民栄誉賞に値するほど頑張った」と力を込めて話した。ネット界の待望論を後押しするかのように、12年に受賞した“先輩”が太鼓判を押した。

 どれだけ日本中の思いを背負って頑張ってきたのか。それがわかるからこその“同志”としての言葉だった。「私は(世界大会)13連覇して国民栄誉賞をもらいましたが、(真央も)本当に国民栄誉賞に値するほど頑張った。そういう思いが強いです」-。

 都内でのイベント後、吉田が浅田の引退について語った。前日は深夜に母・幸代さんからのLINEで引退を知り、その後はツイッターで「ここまで本当に日の丸を背負って頑張ったよね!」などと発言。その後は浅田にもねぎらいのメールを送り「これからも頑張ります。沙保里さん、尊敬しています。これからも応援しています」などと返信があったという。

 ともに名古屋が拠点の国民的なスター。同じ思いで戦ってきたことはわかっている。「日本のために頑張ろうと、期待やプレッシャーの中でやってきた」。そう話した後で飛び出した「国民栄誉賞」発言だった。

 ネット上では「真央に国民栄誉賞を!」の声が高まっている。これまでは、柔道の山下泰裕、マラソンの高橋尚子レスリングの吉田沙保里伊調馨といずれも五輪金メダリストが受賞。五輪ではバンクーバーの銀メダルが最高の浅田が受賞となれば異例だが、待望する声は多い。そんなファンの思いに応えるかのような力強いアシストだった。

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